ジラールペルゴのロレアートは時計投資におすすめ?ラグスポ時計としての評価は?

時計で資産形成するという事に注目している人が増加しており、
時計投資、ロレックス投資という言葉が定着しつつあります。
時計投資として、またラグスポ時計としてのジラールペルゴのロレアートをご紹介します。
ロレアートとは?

1975 年に初めて発表された、歴史のあるモデルです。
一体型ブレスレットのなめらかなフォルムによって優れた着脱性を実現。
美しさと機能性を融合させたスポーティエレガンスを体現したコレクションとなっています。
ロレアートの最大の特徴といえば八角形のベゼル

ロレアートなどのオリジナルウォッチは、例外なくジラール・ペルゴのマニュファクチュール内で設計され、手作業で製造されています。
この八角形ベゼルを合わせたケースとスチールブレスは完璧にマッチしております。
ダイヤル上には「クル・ド・パリ」と呼ばれるギョーシェパターンが繊細に刻まれており、洗練された印象です。
よく、オーデマピゲのロイヤルオークと比較されがちですが、細かい点は所々に違いがあり唯一無二のものとなっています。
初めに結論:ロレアートは時計投資にはおすすめできるモデル!
- ブランド性、時計の完成度、トレンドのデザインの三拍子が揃っている。
- 現時点では大幅なプレミアム価格とはなっておらず、今狙い目のモデルである。

理由を解説してゆきます。
ロレアートのメリット
準雲上級のブランド性
ジラールペルゴは世界5大時計には入っていないものの、古くから経営されている老舗ブランドであります。
日本に初めての舶来時計を輸入したのも、このジラールペルゴだと言われています。
また、数少ないマニファクチュール(自社一貫製造)を掲げているブランドであり、時計本来の価値も高いものとなっています。ブランド性の高さから、準雲上ブランドという意見もあります。

時計に詳しい人でも一目置いているのがジラールペルゴです。
時計の完成度が高いブランド!
ロレアートも例外ではなく、ケースからムーブメントまで自社一貫製造で行われています。
1970 年代からのアイコンとしてブランドのフラッグシップモデルの一つとなっています。
力強いスポーティラインと対極するエレガンスを見事な両立しています。
人気ラインであるロレアート 42 mm は、ヴィンテージテイストに信頼性抜群の自社製機械式ムーブメントを組み合わせた日常用にもピッタリの時計です。
キャリバー GP01800

自社製のムーブメントは 191 個の部品で構成されており、シースルーバックからはコート・ド・ジュネーブ装飾が施されたローターを観察することができます。
パワーリザーブ は54時間を担保しており、日常づかいにも十分な性能であることがわかります。

価格に見合った、素晴らしい時計だということは間違いありません。
トレンドのデザイン
なんといっても時計業界は今、ラグジュアリースポーツウォッチの人気が目立つ時代です。
ロレアートも例外なく、ラグスポ時計の1角として人気を博しております。
価格の高騰が比較的緩やか
- パテックフィリップのノーチラス・・・定価の約5倍以上
- オーデマピゲのロイヤルオーク・・・定価の約3倍〜4倍
このようにラグスポ時計の代表格は著しい価格の高騰により、多くの人が手が届かない領域となってしまっています。
それらと比較するとこのロレアートは、定価約160万円に対し、約230万円で展開されているので比較的手が出しやすいモデルとなっております。
時計の高騰は次から次へと相次いでゆく傾向にあるため、比較的手の届く価格は今だけなのかもしれません。

とはいえプレミアム価格がついている上、200万円超えとなると安くはありません。
ロレアートのデメリット
ロイヤルオークの陰に隠れがち?
ブランド性やラグスポ時計の完成度としては申し分ないロレアートですが、
やはりロイヤルオークのデザインに似ているため比較される傾向にあります。
- ロイヤルオークの下位互換
- ロイヤルオークが買えない妥協
などといった、ネガティブな意見も散見されます。
左がロレアートで右がロイヤルオーク。八角形ベゼルのラグスポということもあり比較されやすい。

筆者の考えでは、決してそのようなことはないと思います。
そもそもロイヤルオークとロレアートは時計のデザイナーが違い、全く別物の時計だと認識しているからです。
ロレアートでおすすめモデル
人気の青三針がおすすめ!

Ref.81010-11-431-11A
結論
- ロレアートはマニファクチュールのブランド性が高いモデル。
- ラグスポ時計としても代表的な人気を博している。
- これからの資産性に期待を込めて、腕時計投資におすすめできる。

ロレアートはこれからも期待できる魅力的なモデルです。
代表的なラグスポ時計のご紹介はこちら。
コメント