ピアジェのポロは時計投資におすすめ?ラグスポ時計としての評価は?

時計で資産形成するという事に注目している人が増加しており、
時計投資、ロレックス投資という言葉が定着しつつあります。
時計投資として、またラグスポ時計としてのピアジェのポロをご紹介します。
ピアジェのポロとは?

ピアジェを代表するラグジュアリースポーツウォッチで、
カジュアルでエレガント、どんなシーンにも溶け込む新時代の自動巻き時計です。
丸みを帯びたケースと完全に一体化したポリッシュ仕上げとサテン仕上げのステンレススチールブレスレットが特徴的です。
ピアジェ独自のラウンド型とクッション型の間をとったミドルケースが、絶妙な付け心地を演出します。
初めに結論:ピアジェのポロはラグスポ時計として非常に完成度が高い!…しかし
- リセールバリューはまだまだ発展途上。
- 今後に期待したいラグスポ時計モデルである。

理由を解説してゆきます。
ピアジェのポロのメリット
まだ手が届く価格帯のラグスポ時計
ポロのステンレス三針モデルは現在1,566,400円です。
価格が軒並み高騰しているノーチラスやロイヤルオークと比較し、100万円代の希少なモデル。
時計本来の完成度も高く、自社製ムーブメントを積んでいる点も評価が高いポイントです。
ラグスポ時計としてのラグジュアリー感を損なわずに、100m防水を担保している点も見逃せません。
パワーリザーブも50時間と平均以上のパフォーマンスであることも魅力です。
キャリバーの質の高さ
思わず目を奪われる、宝飾系ブランドならではの装飾の美しさ
- サーキュラー・コート・ド・ジュネーブ, ペルラージュ仕上げの地板
- 面取り加工の施された受けにブルースクリュー
- ピアジェの紋章とコート・ド・ジュネーブ装飾を施した特性スレートグレーのローター


綺麗な装飾はもちろんスケルトンバックから眺めることができます。
他の時計にはなかなかない色合いで非常に魅力的です!
嬉しい自社製キャリバー「1110P」極薄ムーブメント
1110P極薄ムーブメントは、頑丈さで名高い800P自動巻ムーブメントから進化を遂げました。その直径は25.58mmで、厚さは4mmしかありません。1110P極薄ムーブメントは、中央に時、分、秒、6時位置に日付表示を配しており、28’800振動/時(4 Hz)で振動し、50時間のパワーリザーブを備えています。テンプ停止装置を搭載した1110P極薄自動巻ムーブメントは、サーキュラーパターンのコート・ド・ジュネーブ装飾が施され、ピアジェの紋章が刻印されたチャコールグレーのローターを覗かせています。1110P極薄ムーブメントの仕上げには、ペルラージュ仕上げの地板、面取りした受け、サンレイパターンの輪列、ブルースクリューといった、高級時計製造における伝統的な技が駆使されています。
https://www.piaget.com/jp-ja/watches/piaget-polo/steel-automatic-watch-g0a41002

比較的リーズナブルな価格帯なのに、汎用ムーブメントではなく自社製ムーブメントという点はポイントが高いです。メーカーの本気度が伝わりますね。
ピアジェのポロのデメリット
ラグスポ時計としての側面
- 比較的、時計の知名度がまだ低い。
- ノーチラスの陰に隠れ気味。
宝飾系ブランドの強みである、仕上げの美しさや華やかさがあり、自社製キャリバーを採用している点で、ラグスポ時計としての完成度は非常に高いレベルのモデルです。
しかし、人気や知名度はノーチラス(パテックフィリップ)やロイヤルオーク(オーデマピゲ)よりも1枚落ちるといった印象です。
特に、オーバル型のノーチラスにデザインが似ている所もあり比較されがちです。
左がノーチラスで、右がポロです。細かい作りは違いますが、全体的な外観が似ている印象があります。
資産としての側面
現在のところ換金率が高く、資産性に優れている時計といえばロレックスのスポーツモデルかパテックフィリップのノーチラスに集中しています。
それらの時計と比較すると、ポロはまだリセールバリューが良い時計とは言い切れません。
中古相場で定価以下の値段で手に入れる事ができます。
逆に考えると、人気に火がつき一気にプレミア化して手が届かなくなる前に手に入れるチャンスかもしれません。
ピアジェのポロでおすすめモデル
人気の青三針がおすすめ!

Ref.G0A41002
自社製キャリバーをスケルトンバックで見ることができる、見た目も中身もハイクオリティの優等生
- 42mmの王道サイズで幅広いシーンで活躍が期待される。
- 10気圧防水で実用性も抜群。
- スーパールミノバが施されたインデックスに、水平ギョーシェを併せたおしゃれな文字盤。
- 6時位置に配置された日付が時計全体のバランスを良くしている。
- サテンとポリッシュをバランスよく施したケースとブレスレットはラグスポ時計のお手本のようなデザイン。
- 裏蓋から見ることができる1110P自社製キャリバーはチャコールグレーのピアジェの紋章が刻印されたローターを備えており、非常に満足度の高い仕上がりとなっている。
結論
- ポロはラグスポ時計の完成度が非常に高い。
- その反面、ネームバリューや資産性といった側面ではまだ発展途上だと考える。
- 資産性を求めるなら、現在のところポロは強くはおすすめできない。

ピアジェのポロは非常に完成度の高い魅力的なモデルです。今後の動向が期待される時計の一本だと思います。代表的なラグスポ時計のご紹介はこちら。
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