時計投資の側面としてオーデマピゲのロイヤルオークを購入

本記事はこのような方におすすめです!
- 時計投資を考えている方
- ロイヤルオークなどラグスポ時計に興味のある方
ロレックスの高騰に伴い、ロイヤルオークもここ数年うなぎ上りの高騰が続いています。
筆者は30歳の節目にロイヤルオーク(白)Ref.15450STを購入しました。

清水の舞台から飛び降りる決意でした。
本記事の内容
- ロイヤルオーク(Ref.15450ST)の資産価値の変化
- 購入後の使用感等を、実機の写真と共にご紹介
【関連記事】ロイヤルオーク購入の2年後にヴァシュロンコンスタンタンを購入しました。フィフティーシックスブレスレット仕様を詳しく知りたい方はおすすめの記事となっております。
オーデマピゲのロイヤルオークに時計投資①資産価値の変化
結論:購入時~現在までの値上がり
購入金額よりも約50万円以上の資産価値上昇
- 2019年に約240万円で購入
- 現在の買い取り相場の目安は2,800,000円~3,300,000円
- 買取相場の中点値は約300万円(2021年11月の調査)
販売価格の推移

- 2018年を境に定価と相場の解離がおおきくなる
- 最新の新品相場は約620万(2022年4月現在)
※販売価格は比較的高値で設定されるため、実勢相場とは異なることが多い。

- 2018年~2022年にかけて定価の値上げが頻繁に行われた。
- 定価の値上げに伴い相場も急激に上昇
値上がりの背景
- 2010年代はロレックスを皮切りに時計の相場上昇が続く
- ロレックスからパテックフィリップ・オーデマピゲなどに人気が飛び火
- ロイヤルオークなどを代表としたラグジュアリースポーツウォッチがブームを席巻
- 需要増加に伴い徐々に価格が高騰
人気モデルは正規店での購入が非常に難しくなりました。
正規店で購入できないモデルを並行輸入店に買い求めますが、
定価以上の取り扱われることになります。
現在ではオーデマピゲ(厳密に言うとロイヤルオーク)はほとんどがプレミア化しています。
本記事で紹介するRef.15450STに関しては、2010年代後半から定価を上回りはじめました。
実物資産・現物資産としての評価
- 現在の相場よりも安く購入
- 生活満足度の向上
- 販売価格が購入価格を大きく上回る
- 買取価格が購入価格を上回る
現在の相場よりも安く購入することが出来き、憧れの腕時計を実用する事による生活満足度も得ることが出来ました!
- 販売価格が購入時の約2.5倍(240万→630万)
- 買取価格が購入時より50万円以上高い
少なくとも現時点では購入時の金額よりも資産価値の維持が出来ている可能性が高いと考えます。
ロイヤルオークのつぎにくるのは
可能性を期待できるモデルはまだまだある
- ラグスポ時計がトレンド
- 時計の高騰はモデルA→モデルBとつぎつぎに移り変わる傾向あり
以上の2点を踏まえると、おすすめできるモデルはまだまだあると考えます。
筆者はラグスポ時計のデザインが好きで、次にくるモデルを日々研究しています。
私がおすすめしたい次世代のラグスポについてまとめた記事をよろしければご参考にしてください。
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オーデマピゲのロイヤルオークに時計投資② – 購入方法・試着
きっかけ
- 30歳の記念に良い時計を買おうと思った。
- せっかくなので後悔しない大きな買い物をすることに。
2019年の出来事です。
30歳になったnecomonは
『増税前か~、前回は25歳の記念にロレックスを買ったから、
今回は30歳の記念にランクアップした腕時計を買おう!』
このような理由をつけて購入する事を決めました。
前はサブマリーナーを購入したので、
今回はそれよりもランクが上の腕時計を購入の視野に入れました。
具体的な時計選び
- 2本目なので1本目よりランクアップしたものを(値段は頑張って200万円まで)。
- 文字盤は白を第一候補。
第一候補として挙がったのが
- ロレックスからデイトナ(Ref.116500LN)
- オーデマピゲのロイヤルオーク(Ref.15450ST)
この2点でした。
写真やYoutubeで何回も比較検討しましたが、
どっちかに絞ることができませんでした。

お店に行って見た方が早いな…。
実店舗での試着
- デイトナは在庫の多さに購入意欲が半減
- ロイヤルオークのかっこよさに衝撃を受ける
- 37mmを試着し即決
休日に中野ブロードウェイへ足を運びました。
まずはロレックス、といざお店のショーケース見てみると…
- デイトナが5本以上鎮座
- 白も黒もどの店にも並んでいる
デイトナの在庫数に驚いたと共に
同じ時計が複数本並んでいる光景に購入意欲が減ってしまいました。
ものすごく時計はかっこよかったんですけどね。
もう1本のお目当てを探そうとオーデマピゲのコーナーを見に行きました。
- 41mmサイズ(Ref.15400ST)
- 候補だった37mmサイズ(Ref.15450ST)
ロイヤルオークがそれぞれ並んでいました。
細かく角がとられたいくつもの面がギラギラと輝いており、
別次元のオーラを放っていた事に衝撃を受けました。
お店の照明も時計が映えるように工夫されていたかと思いますが、
格別な輝きに思えました。
41mmサイズは思った通り、ケースのサイズ感が大きく感じたため
『自分の細腕には大きすぎるかな・・・』
このように思い込み試着はしませんでした。
店員さんにお願いして37mmの試着をしました。
後々考えると41mmも試着しておけばよかったかなと後悔しています。

試着してみないと…
やっぱりサイズ感はわからないよね!
necomonの腕には37mmが丁度良かったので購入を決意しました。
200万円以上を即決するなんて…時計の魔力は本当に怖いです。
無金利(と言われている)ローンで分割払いを設定し、
購入手続きを進めました。
店員さんに案内された通り契約書に必要事項を書き、
無金利ローンの審査が通るのを待つだけでした。
無事審査が通り、購入完了となりました。

200万円の買い物をした後は帰りの電車が怖かったです。
【具体的な購入手順を含めた時計投資の始め方はこちらの記事がおすすめです】
オーデマピゲのロイヤルオークに時計投資③ – 実機レビュー
外観

八角形のベゼル(文字盤の周りのリング)
- 角がとられた鋭いデザイン
- 美しい鏡面仕上げとヘアライン仕上げ
- ホワイトゴールドのビス
フェイス面で最大の特徴はアイコニックなデザインである
八角形のステンレスベゼルです。
ベゼルは角取りがしっかりとされておりエッジが立っており、
鏡面仕上げとサテン加工が綺麗に施されており立体感を演出しています。
ベゼルをケースに固定しているホワイトゴールド製のビスが、
更に洗練されたデザインを表現しております。
ビスの方向もきっちりと揃っておりまとまりのあるデザインです。

ホワイトダイアル(文字盤)
- 手作業のギョーシェ彫り
- アワーマーカー(時間を区切るバー)はホワイトゴールド
- カレンダー付き
- 控えめだが綺麗に印字されたブランドロゴ
necomonが購入したモデル『Ref.15450ST.OO.1256ST.01』はホワイトダイアルです。
文字盤には職人が手掛けたギョーシェ彫りを施されており
文字盤の過度な反射を抑えています。
ロイヤルオーク独特のグランドタペストリーは
無数の正方形が際立つギョーシェ彫りで、
光の加減により白にもシルバーにもグレーにも移り変わります。
一番の人気はブルーダイアルです。
ロイヤルオークのイメージと言えばブルーといっても差し支えないと思います。
私はブルーも選択肢に入れていましたが、ホワイトのエレガンスに惹かれて選択しました。
白文字盤は流行り廃りに流されない定番の色ですし、
何よりもグランドタペストリーの彫刻が一番際立っているように感じました。



ブレスレット
- ケースと一体型
- エッジの効いたコマ
- 作りが細かいのでなめらかな着用感
- 美しい鏡面仕上げとヘアライン仕上げ
ロイヤルオークはケースとブレスレットが一体型のような形状をしております。
この一体型のデザインが着用感の良さに貢献していると思います。
ブレスレットのコマも、独自の形状をしておりますが細かく設計されておりなめらかです。


バックルはAPフォールディングバックルと呼ばれている観音開きタイプです。
ロレックスのダブルリングロック式のバックルと比較するとやや堅牢性が心配ですが、
プッシュボタンで開閉が出来るため便利です。

裏蓋(スケルトンバック)
- 自社製ムーブメントCal.3120
- 22kゴールドローターの刻印が美しい
- うつくしいムーブメントをスケルトンで観察できる
裏蓋はサファイアクリスタルのスケルトンバックとなっており、
ロイヤルオークの自社製ムーブメント(Cal.3120)を確認する事ができます。
ゼンマイの巻き上げを行うローターは22kゴールドを採用し、APの家紋が刻印されております。
- エッジの効いたデザインは線傷や打痕が目立ちやすい。
- 研磨により印象が変わってしまう可能性あり。
- necomonはギョーシェ彫りの一番綺麗だと思ったホワイトダイアルをチョイス。
- ケースとブレスレットの一体型のデザインにより快適な着用感を実感。
- 裏蓋はスケルトンで美しいムーブメントを見ることが出来る。
腕周りと着用感


- 16.5cmの腕周りで37mmは最適
- 主張をせず絶妙なバランスのサイズ感
- ケースの厚みは9.7mmと厚くない
Ref.15450STのケース径は37mmです。
necomonは16.5cmの腕周りなので、
実際に着用したところ大きすぎず小さすぎず絶妙のサイズ感でした。
ロイヤルオークの主流は41mmサイズ(Ref.15400STやRef.15500ST等)なので、
主流サイズと比較するとやや控えめな存在感かと思います。
あまり主張せずにバランスを考慮して腕時計を楽しみたいというスタンスの場合はおすすめできます!
思ってたほどあまり重くなく、適度な重量感でした。
- ロレックスのサブマリーナー(Ref.114060)が約159g
- ロイヤルオーク(Ref.15450ST)は約128g
比較的軽量です。
ケース厚も9.7mmと比較的薄く、
袖口に収まってくれる点もポイントです。
ケースやコマがエッジの効いたデザインなので、
腕への感触がやや気になりました。
実店舗に行かなくても時計を試せるおすすめのサービス

パンフレットや動画ではわからない、サイズ感や着用感を試すことができるので非常におすすめのサービスです!
着けていく場所
- 主に特別な場面で着用
- コロナの影響で出番が激減
購入してから、何回か外出に着用しています。
しかし、ちょっとした買い物や外食には着けていきませんでした。
主に着けていった場面は
- 旅行
- 結婚式
- 都心のちょっと格式の高いお店
このような特別な機会でした。
さらに昨今のコロナの影響で、
外出が少なく使用頻度が減ってきています。
小傷は今のところほぼありませんが、
着用に伴う極僅かな線傷があります。
光の加減でようやく見えるような極小の線傷なのですが、
ここら辺は着用している以上仕方がないと思っています。
メンテナンス・オーバーホール
- 現状は日常的メンテナンスのみ
- 今後はオーバーホールも検討
- ケースの外観は損ねたくないので研磨は行わない
購入してから約2年半、不具合は今のところなく特別なメンテナンスは行っておりません。
他の機械式腕時計と同じで、以下の2点のみを実施しております。
- 使用後はセーム革などのクロスで指紋などを綺麗に拭く。その後ケースに暗所保管。
- ワインダーには入れず、月に1回~2回ゼンマイの巻き上げを行っている。
今後、使用を続けたとえ傷がついてしまったとしても
できるだけ研磨は行わないようにする予定です。
オーバーホールは世界三大腕時計のメーカーなので料金が高いです。
私が購入したロイヤルオークの3針モデルでも10万円以上はします。
購入してまだ年数が経過していないので将来的に検討しています。
【機械式時計の保管方法。長持ちさせるメンテナンス方法と併せてご紹介】
コメント
こんにちは
自分も時計好きなんですが世界三大時計の他にIWC、G SEIKO等好きな時計を保有計しています。
時計は個性がそれぞれあり、みな愛着があります。
貴殿はブログに記載されている他に何かこたわりとかありますでしょうか
ひろしんたろ様
コメントありがとうございます。
管理人のnecomonでございます。
良い時計を沢山オモチですね。
私が基本としているのはメタルブレスのスポーツ時計です。ロイヤルオークは時計に興味を持ったときからの憧れでした。